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マキロイ選手が悲願の生涯GS!愛娘に伝えた大切なこと
ロリー・マキロイ選手が悲願のマスターズ初制覇を成し遂げ、4大メジャータイトル全てで勝利する「キャリアグランドスラム」(生涯GS)を達成しました。タイガー・ウッズ選手以来25年ぶり、史上6人目の偉業に、世界中のゴルフファンが歓喜しました。
最終日、ジャスティン・ローズ選手とのプレーオフ1ホール目でバーディーパットを決めて勝利を決めると、グリーン上に突っ伏して涙しました。それもそのはずです。生涯GSに王手をかけてから11度目の挑戦。2011年のマスターズでは初日から首位を走り、4差リードで迎えた最終日に80と大叩きしてまさかの15位タイに終わりました。あれから14年。オーガスタのトラウマを払拭し、グリーンジャケットに袖を通すと「長い旅だった」と感極まる表情でつぶやきました。
今季はマスターズを迎える前にPGAツアーで2勝を挙げるなど、好調の陰には、エリカ夫人や長女ポピーちゃんら、家族の支えがありました。その愛娘に、涙をこらえながら「夢を絶対に諦めないでほしい」と伝えました。何度も倒れても立ち上がり、挑み続けて夢を叶えたその姿勢は、きっとポピーちゃんにも伝わったことでしょう。